令和5年度 第4回 ケアマネ勉強会を開催しました
ケアマネ日時:令和5年9月15日(金)午後1時半~4時半
会場:守山区在宅サービスセンター3階 研修室
内容:地域包括ケアにおける在宅医療と介護(口腔ケア)
参加者:59名(地域のケアマネジャー51名 守山区東西いきいき職員8名)
名古屋市立大学医学部附属東部医療センター 摂食・嚥下障害看護認定看護師 竹内久子様、同センター 言語聴覚士 横山智様を講師にお招きし、「摂食嚥下機能の低下がある人への口から食べる支援」「基本的な評価方法とリハビリ」についてご講義いただきました。
食べることの意義、モノを飲み込む仕組み、摂食嚥下障害の合併症や嚥下訓練等を具体的に学び、また、とろみ調整食品の実演や誤嚥性肺炎が心配される事例を通して、日頃の予防的ケアや在宅ならではのアプローチについて、支援機関と連携し本人家族の意思を尊重したエンドオブライフケアができるようグループワークで検討しました。
アンケートには「食べることの大切さはその人にとって喜びや生きがいにもなるので色々なアプローチをしてみたいと思います」「食事が摂れなくなった方、嚥下機能が低下している方が多くいるのでとても参考になりました」等、多数の好評意見をいただきました。
講師の方からは、「現役のケアマネジャーさんとお会いできて、少しですが現場の声を聴くことができ嬉しく思っています、事例を通して医師が食事中止の指示を出した後、本人家族の想いとのズレから食事の工夫でどこまでなら安全に食べることができるのか、その都度評価して職員も納得して介入できるとよいと思いました」と、感想をいただいております。
主催に当たり、医療と介護の連携の一助となれば幸いです。