令和5年度 第8回 ケアマネ勉強会を開催しました
ケアマネ日時:令和6年1月23日(火)午後1時半~4時半
会場:守山区役所 3階 講堂
内容:「カスタマーハラスメントの現状と対策」~理不尽なクレームに立ち向かうには~
参加者:80名(地域のケアマネジャー69名 重層職員2名 東西いきいき職員9名)
居宅介護支援において、利用者・他の生活課題のある家族成員との関わりの中で、トラブル等に直面することもあるケアマネジャーの対応力向上を目的に、関西大学 社会学部 社会学科 心理学専攻 教授 池内裕美氏を講師にお招きし「カスタマーハラスメントの現状と対策」について学びました。
ハラスメントの実態を知り、クレーマーの特徴と苦情対応の極意では、申し立て者の心理的変化と対応時の留意点として、「10分以内の終結が望ましいが、こじれた場合は迅速さよりも焦らず丁寧な対応を。人・場所・時間を変えるのも有効的。長引く電話対応はこちらから折り返す。」
カスハラ生起の予防策として、①職員間でサービスの質&量のバラつきをなくす②いかなるカスハラ問題も記録し、職員で情報共有③苦情解決対策を構築し、利用者に周知する④ポスター等で利用者にカスハラ抑制・禁止を啓発する等具体的に学びました。
受講されたケアマネジャーから「今後の業務に直結できる内容で力強く感じ、とても有意義な勉強会でした。」と、アンケートにて高い評価を受けています。
講師の先生からは、「ケアマネジャーさんの職場環境が整い、安心して働ける日がくることを、心より願っております。」と、エールをいただいておりました。