令和6年度 第5回 ケアマネ勉強会を開催しました!
地域活動令和6年度 第5回 ケアマネ勉強会を開催しました。
日時:令和6年11月20日(水)午後1時半~4時半
会場:体感!しだみ古墳群ミュージアム
内容:「困っているのは誰か?」
精神保健の課題を有する人や精神障害を抱える人への理解と関わり方
参加者:73名(ケアマネジャー64名 東西いきいき職員9名)
精神保健課題を有する人や精神障害を抱える人への理解を深めると共に関わり方を学ぶことによって、高齢者及びその家族のよりよい暮らしに向けて支援できるよう、日本福祉大学 福祉経営学部(通信教育) 医療・福祉マネジメント学科 教授 青木聖久氏を講師にお招きし勉強会を開催しました。
始めに、守山保健センター飯田悟司氏に保健センターの精神保健福祉業務についてご説明いただきました。そして青木先生の講義は、ナラティブアプローチ(人の経験を追体験することで社会にその人本来の姿を伝える活動)によるもので具体的で心に響き、精神障害がある人の特性と共通性を理解すると共に、もう一人の当事者としての家族支援について深く学ぶことができました。
後半のグループワークでは、利用者・他の生活課題のある家族構成員と関わるケアマネジャーの対応や支援について話し合いました。グループ発表や質問を通して精神疾患(疑い含む)の方との関わりにおいての留意点について「味方としての支援」「見通しがつくことによる安心感」「応援団の増員」「顕在と潜在」を改めて認識しました。受講されたケアマネジャーから「本人の問題は解決できない事も多々ありますが、自分のうつわを大きくすることで問題を小さく感じられるようになるかもしれないなら、自分にできることもありそうだと思いました」等、数多くの学びの意見をいただいております。
講師の先生からは、「高齢者の方々に、色々と迷ったりしながらも、真摯にかかわっておられる皆さんと時間を共有できたこと、本当にありがたかったです」と、メッセージをいただきました。
多数のご参加ありがとうございました。